第10回定期演奏会
~結成10周年記念公演~
第1部
私たちの愛唱歌
歌声ひびけば
野ばら
ぼくらは仲間
シニアクラスによる演奏
証(あかし)
花をさがす少女
合同演奏
怪獣のバラード
第2部
女声合唱組曲「心の花園」
前奏
第1章 四季の花園
第2章 すさぶ嵐
第3章 廃園
第4章 たがやせ荒地を
第5章 永遠に美しく
第3部
ミュージカル「まほうのふえ」
第10回定期演奏会 -結成10周年記念公演-
白井少年少女合唱団は、おかげさまで10周年を迎えることができました。
現在、団員はシニアクラスを含め約50名。卒団生は80名を超えました。当団の特徴は「皆仲が良い」ことです。団員、指導者はもとより、保護者も仲が良いのです。それが、ここまで順調に続けてこられた一つの要因なのではないかと思います。
そして、今回の結成10周年記念公演の開催にあたり、10年前、当合唱団の結成のきっかけとなった、白井市P連30周年記念行事「ウィーン少年合唱団 白井公演」に尽力された方々が「10周年を祝う会」を立ち上げ、この記念公演を盛大に開催するに至りましたこと、誠に感謝いたします。
また、ここまで見守り、応援してくださいました皆様方に心からお礼申し上げます。
■第1部■
<シニアクラス>
<合同演奏>
■第2部■ (客演指揮 高橋利幸 先生)
緊張の第2部の演奏を終えて、名コンビの登場。
「次はお楽しみのミュージカル!では、どうぞ~!」「まだまだ…休憩の後だよ。」
■第3部■ ミュージカル「まほうのふえ」
(モーツァルトのオペラ「魔笛」を子ども向けにしたミュージカル)
王子タミーノと鳥射しパパゲーノ。
仲の悪い夜の国と太陽の国がありました。ある日、2人は夜の国の女王から頼まれごとをします。それは、太陽の国の王、ザラストロに捕らわれている娘リリーを救い出してほしいというもの。2人はリリーを助けるために太陽の国へ向かう途中、天使から「魔法の笛」と「魔法の鈴」をもらいます。
さて、2人はリリーを無事助けることができるのでしょうか?そして、2つの国はどうなるのでしょうか?
森に住む天使たちが「夜の国」と「太陽の国」のうわさ話をしています。
その森で、ゆかいなパパゲーノとタミーノ王子が出会いました。
そこに、夜の国の女王が現れ、二人に頼みごとをします。
「太陽の国の王、ザラストロに捕らわれている娘リリーを救い出してほしい。」と。
二人は、途中、白鳥にまたがった天使たちに「魔法の笛」と「魔法の鈴」をもらい、太陽の国を目指しました。
太陽の国では、リリーがザラストロの家来、ブッソーダスとその手下に捕らわれていました。
ブッソーダスたちが出かけているすきに、パパゲーノはリリーを救い出そうとしましたが、ブッソーダスたちに見つかってしまいました。
危うく自分まで捕らわれそうになったパパゲーノは天使にもらった「魔法の鈴」を鳴らします。
すると、どうでしょう。ブッソーダスや手下たちはその音に合わせ、楽しそうに踊り出し、いなくなってしましました。
リリーは音楽の素晴らしさに気づき、歌うのでした。
一方タミーノ王子は、太陽の国の王ザラストロに、リリーを夜の国の女王へ返してほしいと直談判に行っていました。
ザラストロは、タミーノに二つの試練を与え、それを終えたなら、リリーを返すと約束をしました。
そして、パパゲーノにはタミーノと一緒に試練を乗り越えたなら、素敵な恋人が現れるであろうと言うのでした。
森の動物たち(合唱隊)も二人を歌で応援しています。
一つ目の試練は「沈黙の試練」でした。二人は沈黙の世界に耐えていると、水と食べ物を持った老婆が現れました。
すると一瞬にして老婆は娘の姿に変身しました。その老婆こそパパゲーノの恋人、パパゲーナだったのです。
しかし、雷鳴とともに消えてしまいました。
パパゲーノは試練に耐えることを決心しました。タミーノが魔法の笛を吹くと森の動物たちが現れて楽しく踊りだしました。
二つ目の試練は「水の試練」でした。ザラストロは、タミーノとリリーに「あの滝を二人でくぐりぬけるがよい。」と告げました。
一方、魔法の鈴で踊らされて、リリーを逃がしてしまったブッソーダスと手下たちは、更なる悪巧みを企てていました。
夜の国の女王に寝返って、タミーノとパパゲーノが裏切ったと告げに行ったのでした。
二つの試練を乗り越えた、タミーノとパパゲーノに、ザラストロはリリーを夜の国へ返すことを許しました。
そんなことは知らずに、ザラストロの悪巧みにだまされた夜の国の女王が太陽の国に現れて、一触即発の事態に…。
しかし、パパゲーノが魔法の鈴を鳴らすと、全員が音楽に合わせて踊り出し、みんなの心を暖めて、忘れていた何かを思い出させたのでした。やさしさ、いたわり、素直な心が、二つの国を仲直りさせたのでした。
アンコール「Smile again」・団長挨拶・全体合唱
そして…団員からのサプライズ。
10年間、変わらぬ情熱と愛情でご指導いただいた先生方への感謝の言葉。「ありがとう」の音楽に乗せて…。
ご来場ありがとうございました。 | ||||
■フォトギャラリー■
らーばんねっと撮影風景
公演を終えて。
「10周年を祝う会」主催による祝賀会